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公共マネジメント学科

公共マネジメント学科イメージ

在学生数248名(うち留学生4名) 男145名 女103名(2023年5月1日現在)

公共マネジメント学科で学ぶこと
経済学と経営学?商学の知識とともに公共的な問題を考える力を身につける

 伝統的な経済学は、消費者?企業などの経済主体を、政策や社会の変化を受け、「受動的に」行動する主体と考えてきました。これにより、経済主体の意思決定や、様々な政策手段の効果に関する普遍的な法則を考え、より良い社会づくりに活かそうとしてきたのです。
 しかし、経済主体である人?企業等は、政策形成や社会の変化に影響する当事者でもあります。どのような政策を支持するか、どのような企業のどの財を消費するかといった日々の選択が、将来の社会を決めていきます。そして私たちは、新しい知識や価値観に触れることによって、自らの選択を「能動的」に変えることもできます。このような理由で、現在では、政府に限らない様々な人?組織に、公共の担い手としての役割が期待されています。
 公共マネジメント学科では、経済学や経営学?商学に加え、法?政治?行政などの公共に関連する多様な分野を学びます。これにより、幅広い視野?立場から、社会の問題や解決策を考える能力を身につけます。

在学生VOICE

経験から得る学びと充実感、文武両道の学生生活

公共マネジメント学科3年(2023年4月1日現在)
安田 優平 さん
(岡山県立瀬戸高等学校 出身)

 下関市立大学は就職率が高く、自分が学びたい経済学についても特化していたため進学先に決めました。
 「公共マネジメント実習Ⅱ※」では、下関市の唐戸周辺を改善するプロジェクトをグループで検討?提案します。唐戸地区を散策し課題や改善点を見つけグループ発表に向けて何度も話し合い、資料を作りあげました。グループ発表を終えた際には高評価をいただき、今までの努力が実りとても充実感がありました。3年次から始まる専門演習でもこの授業で学んだことを活かしたいです。また、志望している公務員に向け、先輩から話を聞いたり自宅での勉強も欠かさないようにしています。
 普段は勉強やアルバイトに励む傍ら、少林寺拳法部に所属しています。遠征時の補助金や大会で優秀な結果を残した際の報奨金が支給されるなど、学生活動へのサポートも充実しています。こういったサポートのおかげもあり、全国大会出場という成果を上げることができました。
※「 公共マネジメント実習Ⅱ」は2023年度より「公共マネジメント特講Ⅱ」に科目名称を変更します。

 

カリキュラムポリシー(教育課程の編成?実施方針)

  1. 専攻基礎?専攻応用全体を通じて、多様な主体が公共的な価値を含む領域に関わることの意義を理解する。
  2. 専攻基礎?専攻応用「経済?財政」を通じて、経済学の主要なアプローチを理解する。
  3. 専攻基礎?専攻応用「経営?会計」を通じて、組織運営や商取引に関する様々な専門的な知識や技能を理解する。
  4. 専攻応用「法?政治?行政」「地域?社会」を通じて、地域?社会に関する制度?政策?諸問題に関する知識を深める。
専門教育カリキュラム
  専攻基礎 専攻応用 専門演習
法?政治?行政 経済?財政 地域?社会 経営?会計
1年 経済学入門
経済数学
日本経済論
商学総論
経営学入門
ミクロ経済学Ⅰ
マクロ経済学Ⅰ
経済原論Ⅰ
簿記原理Ⅰ
現代政治学
公共マネジメント特講Ⅰ
         
2年 非営利組織論
憲法
環境マネジメント
公共マネジメント特講Ⅱ
公共マネジメント論
コミュニケーション心理学
民法Ⅰ?Ⅱ
行政学
ビジネス法入門
行政法Ⅰ
ミクロ経済学Ⅱ
マクロ経済学Ⅱ
経済政策Ⅰ?Ⅱ
財政学Ⅰ?Ⅱ
経済統計
社会政策
公共経済学
経済地理学Ⅰ?Ⅱ
地域論
まちづくり論
社会学
簿記原理Ⅱ
経営管理論Ⅰ?Ⅱ
マーケティング論Ⅰ?Ⅱ
企業分析論
 
3年   消費者法
地方自治論
行政法Ⅱ
国際政治学
会社法
人間関係論
社会保障論
地方財政論
公会計論
医療経済論
教育経済学
地域政策Ⅰ?Ⅱ
都市計画論
地誌学
都市社会学
都市環境論
社会調査論
経営組織論
非営利組織マネジメント論
企業倫理
流通政策
非営利会計論
産業組織論Ⅰ
公共非営利戦略論
福祉経営論
専門演習Ⅰ
4年           専門演習Ⅱ

※カリキュラムは変更することがあります。

授業PICK UP

非営利組織論
 非営利組織はNPOとも呼ばれています。それは政府ではなく、企業でもない。民間の組織でありながら、お金もうけをするのでもない。仲間や地域のため、国や社会のため、「志を持って立ち上がった組織」です。非営利組織は、世間が見放した領域に手を伸ばし、政府や大企業が引き起こす問題に敢然と立ち向かいます。その活躍は世界を変え、時代を変えてきました。非営利組織とは何者で、何を為してきたのかについて、詳しく解説します。

行政法
 少し日常を振り返ってみましょう。原付バイクに乗り、ドラッグストアで薬を買う。その途中の建築現場で文字が書かれた看板を目にする。そんな経験はありませんか。また、自宅では工場の騒音もなく静かに暮らせていませんか。実はこれらにも行政が絡んでいます。日常には行政が溶け込んでいるのです。
 行政法では様々な行政の活動とそれらに関するルールを学びます。行政法を学ぶことで日常の解像度がちょっと上がるかもしれません。

公共マネジメント特講
 この授業では、住民、企業、行政などがどのように関わりあい、地域の課題を共有し解決していくか、地域を発展につなげていくか実際の事例を踏まえながらそのプロセスを学びます。各界それぞれがもつ課題、対応行動を客観的に把握し、学修者自らが実地で調べ議論を交わしながら考え方を整理していきます。特に公共マネジメント特講Ⅰでは地方行政の仕組み、地域経済、社会調査の基礎を学び、公共マネジメント特講Ⅱのフィールドワークにつなげます。

 

ディプロマポリシー(卒業認定?学位授与の方針)

  1. 多様な人?組織が公共的価値を含む領域に関わることの意義を理解し、自らが置かれた立場のもとで、社会の担い手の一員として活躍することのできる能力を身につけている。
  2. 経済学の代表的なアプローチを理解し、幅広い視野から経済?社会について考察できる能力を身につけている。
  3. 組織運営や商取引に関する専門的な知識や技能を理解し、様々な職能分野と協力しながら、組織の中で活躍することができる能力を身につけている。
  4. 地域?社会に関する制度?政策?諸問題に関する知識を有し、地域?社会の様々な問題を発見し、現実的な解決策を考察することのできる能力を身につけている。
卒論PICK UP

大分駅の再開発について

公共マネジメント学科2022年度卒業
小倉 彩乃 さん
(大分県立大分南高等学校 出身)

 近年の日本における人口減少に伴い、地方の過疎化や東京一極集中が問題視されている現状を打破するために、それぞれの地方では、地域活性化をめざした住みやすいまちづくり計画に取り組んでいます。私の故郷である大分県大分市でも、物心ついたころには既に再開発が進みまちが賑わっていたため、大分駅の再開発を研究のテーマとしました。大分市がまちの活性化のために行ってきた政策やその結果について、また、行政機関だけでなく市民や企業がどのような事業?協力を行ってきたのかについて研究し、まちの活性化のためには行政だけでなく企業や市民の協力が必要ということがよく分かりました。
 天发娱乐网站_bob投注下载-游戏*平台感染症の影響で学校へ行って対面で授業を受けられない日々が続いていましたが、外出しない時間のテスト勉強や復習を通して、期末試験では各科目高評価という形で成績に残せたことは印象深い経験です。研究をはじめ大学生活において、自身の成長を感じることができました。